「過労運転って何?」判定基準などを調べ、みなさんの反応をまとめました!

あおり運転についての記事ですが、この記事の中にある「過労運転」に関して、関心が高まっています。

酒酔い運転と同様に免許取り消しになる「過労運転」その判定基準はどんなものなのか?アルコールチェッカーのように客観的に測れるものなのか?

調べてみました。

過労運転についての内容

道路交通法第4章には
(過労運転等の禁止)
第六十六条 何人も、前条第一項に規定する場合のほか、過労、病気、薬物の影響その他の理由により、正常な運転ができないおそれがある状態で車両等を運転してはならない。(罰則 第百十七条の二第三号〔五年以下の懲役又は百万円以下の罰金〕、第百十七条の二の二第五号〔三年以下の懲役又は五十万円以下の罰金〕)

(過労運転に係る車両の使用者に対する指示)
第六十六条の二 車両の運転者が前条の規定に違反して過労により正常な運転ができないおそれがある状態で車両を運転する行為(以下この条及び第七十五条の二第一項において「過労運転」という。)を当該車両の使用者(当該車両の運転者であるものを除く。以下この条において同じ。)の業務に関してした場合において、当該過労運転に係る車両の使用者が当該車両につき過労運転を防止するため必要な運行の管理を行っていると認められないときは、当該車両の使用の本拠の位置を管轄する公安委員会は、当該車両の使用者に対し、過労運転が行われることのないよう運転者に指導し又は助言することその他過労運転を防止するため必要な措置をとることを指示することができる。

2 第二十二条の二第二項の規定は、前項の規定による指示について準用する。

との記述があり

『正常な運転ができないおそれがある状態で車両等を運転してはならない。』

と言う文言で、基準はありません。

過労とはどう言う状態?

労働安全衛生総合研究所  高橋正也氏による法制審議会刑事部会(第2回) 平成24年11月30日
の中では

「必要とされる行動がとれない心身の状態」

となっています。

過労運転の判定基準と違反点数は?

過労運転の判定基準は数値化できるものではないけれど、

違反点数は酒気帯び運転(0.25以上)や共同危険行為等禁止違反と同じ25点

SNSの反応は?

2018年にも飲酒や過労運転による事故件数のツイートがあり、20代の事故が多いとのレポートがあります。

まとめ

あおり運転が免許取り消しになる方針という記事から、浮上した「過労運転」と言う言葉。疲労を感じている人が多い中で、自分も当てはまる!とドキッとした人も多いはず。
「疲れていたから、寝不足だから!」は事故の言い訳にはならないので、「疲れているな」と思ったら、運転は控えるようにすることは義務ですね。

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