記事タイトル下
「おからパウダー」と「生のおから」は何が違うのか?カロリーや糖質ダイエットする人にとって重要です。使い勝手の良さや、価格なども気になります。「生のおから」から「おからパウダー」は作れるのか?使う時の注意点なども含めて調べました!
生のおからとおからパウダーはどう違う?
「生のおから」と「おからパウダー」の違いは何でしょうか?
生おから
「生のおから」は、豆腐を作る際に、豆乳を絞った時の搾りカスです。
水に浸してやわらかくなった大豆をペースト状にすりつぶし、布でこしながら豆乳を作る時に出るカスのこと。豆乳は豆腐を作る材料ですから、豆腐を作るためには必ず出る「カス」。
「おから」は大豆に含まれる食物繊維がたっぷりで、栄養も豊富です。
豆腐を作る際の副産物なのですが、日持ちがしないのが難点で、とても安く売られています。
使い道が少ないので、以前は産業廃棄物扱いをされていたそうです。
おからパウダー
「おからパウダー」は、おからを乾燥させてパウダー状にしたもの。
加熱処理後に水分を飛ばしているだけですから、栄養面では「おからパウダー」は「生おから」と変わりません!
同じ重さで栄養を比較すると、栄養も、カロリーも「おからパウダー」の方が「生のおから」より3倍以上多いのです。
生おからとおからパウダーの2種類を比較すると水分量だけの違いです。
カロリーや糖質、脂質などは違う?
気になるカロリー面はどうなのでしょうか??
生おからとおからからパウダーの成分を表にまとめてみました!※100gで比較
単位 | おから/生 | おから/乾燥 | |
重量 | g | 100 | 100 |
エネルギー | kcal | 111 | 421 |
水分 | g | 75.5 | 7.1 |
たんぱく質 | g | 6.1 | 23.1 |
脂質 | g | 3.6 | 13.6 |
炭水化物 | g | 13.8 | 52.3 |
食物繊維* | g | 11.5 | 52.1 |
糖質 | g | 2.3g | 0.2g |
日本食品標準成分表2015年版(七訂)追補2018年より
食物繊維は簡単!栄養andカロリー計算とパッケージの成分表により
糖質量は「炭水化物-食物繊維」で計算しました。
同じ100gで比較すると、おからパウダーの方が栄養価が高いように思えます。しかし、これは水分を飛ばして量が少なくなっているだけで、
水に戻せば栄養価はさほど変わらないですね。
カロリーに関しては、生おからをパウダーにしてしまうと、市販の唐揚げ粉と同等レベルのカロリーにしてしまうほど高カロリーになります。
水分を含むとカサも増します。「おからパウダー」は、摂取量には注意してください。
生のおからを使ったレシピ!
生のおからからおからパウダーは作れる?
おからボール(NHKあさイチより)
3センチほどのボール状に丸め、表面を滑らかにし、フライパンで3分ほど焼いて表面に焼き色をつけたら、7分ほど蒸し焼きにします。
おからマッシュ(NHKあさイチより)
クラッカーにのせたり、
冷凍保存できます。冷凍する時には、ファスナー付きの保存袋に入れて、筋目を入れて、割りやすく保存することがおすすめです。
おからマッシュは、ハンバーグなどに入れたり卵焼きに入れたり、使い道は色々あります。
「おからパウダー」は色々な料理に使える
おからパウダーは長持ちする食材で、チョイ足しすることで色々な用途につかえます。
パン粉の代用や、小麦粉の代用品として重宝しますよ!
おからパウダーの使い方はこちらの記事でもご紹介しています。
おからパウダーの使い方は簡単!そのままヨーグルトやコーヒーなど飲み物に入れて!