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ドライいちじくは、天然の美容食!女性に嬉しい栄養が豊富で効能もたくさんあるから積極的に取り入れたい!気になるのはカロリー。1個当たりのカロリーを知って、上手にダイエットライフに取り入れましょう。
ドライいちじく1粒のカロリーは?
ドライいちじく100gのカロリーは292Kcal です。
乾燥したものは、大きさも色々ですが、外国産の白いドライいちじくは15g位です。カロリーは、1粒15gだと約44kcalです。ドライいちじくは、デーツより甘さは控えめですので、カロリーも低いかなと思いますが、デーツよりカロリーは高いです。
生のいちじくは100gで約49Kcalです。1粒は約50gなので、生のいちじくのカロリーは約25Kcalです。ドライの方がカロリーが高いのが分かります。カロリーはドライいちじくの方が高いですが、ドライいちじくには生のいちじくよりも栄養が豊富に含まれているものが、たくさんあります。 どんな栄養が豊富なのか見ていきましょう。
ドライいちじくに豊富に含まれる栄養
いちじくは「天然の 美容食」と呼ばれるほど栄養が豊富です。どんな栄養が含まれているのか?生のいちじくとの違いを比べてみましょう。
ドライいちじくにはどんな栄養が含まれている?
ドライいちじくに多く含まれている栄養素にはこのようなモノがあります。
- ナトリウム
- カリウム
- カルシウム
- マグネシウム
- 亜鉛
- 鉄
- 銅
成分表示には出ていませんが、エストロゲン、ポリフェノール、フィシンなども含まれています。
生のいちじくとドライいちじくの栄養価の違い
ドバイいちじくは、栄養素を凝縮しており、生で食べるよりも栄養価が高いです。生のいちじくより、2倍以上の栄養があるものがほとんどです。
成分名 | いちじく(乾) | いちじく(生) | 単位 |
100gで何個分?(何粒分?) | 6.67 | 2 | 個 |
エネルギー(100g当たりのカロリー) | 291 | 54 | Kcal |
たんぱく質 | 3.0 | 0.6 | g |
脂質 | 1.1 | 0.1 | g |
炭水化物 | 75.3 | 14.3 | g |
ナトリウム | 93 | 2 | mg |
カリウム | 840 | 170 | mg |
カルシウム | 190 | 26 | mg |
マグネシウム | 67 | 14 | mg |
リン | 75 | 16 | mg |
鉄 | 1.7 | 0.3 | mg |
亜鉛 | 0.6 | 0.2 | mg |
銅 | 0.31 | 0.06 | mg |
マンガン | 0.48 | 0.08 | mg |
カロテン | 46 | 18 | μg |
ビタミンB1 | 0.1 | 0.03 | mg |
ビタミンB2 | 0.06 | 0.06 | mg |
ビタミンC | 0 | 2 | mg |
ナイアシン | 1.2 | 0.3 | mg |
葉酸 | 10 | 22 | μg |
食物繊維(水溶性) | 3.4 | 0.7 | g |
食物繊維(不溶性) | 7.3 | 1.2 | g |
食物繊維総量 | 10.7 | 1.9 | g |
ビタミンCと葉酸以外は、生のいちじくよりもドライいちじくの方が栄養価が高いのです。
ドライいちじくの効能
便秘改善を強力サポート
水溶性と不溶性の両方の食物繊維を持っています。
腸内の有害な物質などを吸着し一緒に排出させる効果があります。食物繊維がとっても豊富!どんな便秘にもきくと言うことです。
二日酔い予防や消化の促進
ドライいちじくに含まれているフィシンは、生のいちじくを切ると出てくる白い汁のようなモノです。このフィシンという成分は、食べたものの消化を促進させてくれる効果があります。二日酔いの予防にもなるので、飲み過ぎそうな飲み会の前などに食べるのもいいです!
女性に嬉しい!ホルモンのバランスを整える
いちじくのつぶつぶには女性ホルモンと同じ働きをする「エストロゲン」がふくまれています。エストロゲンは女性ホルモンのバランスを整えたり、PMS(月経前症候群)や生理痛を軽くしたり、更年期障害の症状を和らげる効果もあります。欧米では不妊に効くとも言われています。
美肌を作る
「エストロゲン」は、コラーゲンの再生能力を高める効果もあるので、美肌つくりにもいいのです!
ポリフェノールの一種である「ザクロエラグ酸」も含まれていて、シミやシワを予防して、美しい白い肌をキープできます。
貧血や冷え性の改善にもいい!
「鉄分」を多く含んでおり、貧血の改善にも役立ちます。冷え性にも効果がある嬉しい食べ物です。
むくみも解消!
「カリウム」を多く含むドライいちじくです。「カリウム」には体内の塩分を排出する働きをしますので、むくみや高血圧の予防になります。
骨や歯を丈夫にする!
いちじくには「カルシウム」も多く含まれています。「カルシウム」は骨や歯を生成し、丈夫にする働きがあります。フルーツの中でも「カルシウム」を多く含んでいる「いちじく」ですが、乾燥したものは更に「カルシウム」をたっぷり含んでいます。
ドライいちじくを食べる時間と量
いつ食べるのがいい?
消化を助けてくれますので、食後に食べるのがオススメです!小腹減った時には、甘みもあるので、嬉しいおやつ代わりにもなります。
一日何個食べるか?
一日に食べるのは2個から3個位がいいです。あまり食べ過ぎると、カロリーオーバーも心配ですし、食物繊維が多くなりすぎて、お腹が痛くなる事もありますので、注意しましょう。
女性にオススメのドライいちじくの食べ方
欧米の友人が教えてくれた女性にオススメのドライいちじくの食べ方は、ドライいちじくをオリーブオイルに漬けておくというもの。
カロリーアップはしますが、ドライいちじくの栄養と効果を最大限に活かせるのだと、オススメされました。
作り方は、簡単です。
材料
- 上質なドライいちじく 40粒
- オリーブオイル
ドライいちじくを瓶などに入れ、オリーブオイルを瓶の上部まで注ぎます。
そのまま、ドライいちじくを40日ほど漬けます。
40日たったら、食事の前に1粒ずつ食べましょう!!
私はエキストラバージンオリーブオイルで作っていますが、更年期も軽々乗り切っています。
まだ、日本では知られていませんが、オススメの方法です!
まとめ
いちじくは、日本でも海外でも栄養価が高い事で知られている果物です。生のいちじくは季節に関係しますが、ドライいちじくならいつでも食べる事ができて、たくさんの栄養と効果があります。「天然の美容食」のいちじくは、積極的に生活に取り入れたいドライフルーツですね。
とくに女性には嬉しい効果がいっぱいあります。甘いドライフルーツもいいですが、栄養を考えると、ドライいちじくを積極的に取り入れていきたいですね。更年期の女性には、ご紹介したオリーブオイル漬けのドライいちじくはとってもオススメです。最初に作る時には40日待つことになりますが、ぜひ作ってみてください!