記事タイトル下
海外旅行に行く時には、自分の国の食べ物を持っていきたくなるものですが、国によって持ち込めないものもありますし、持ち込めても現地の人には食べさせられないものもあります。
国によってこんなものは注意です!
どんな国にも持っていけないものが必ずあるので、注意が必要です。
アメリカに行くとき
特にお肉に関しては注意は必要です。肉の成分やブイヨンなども含めて持ち込めないものが多いです。カップ麺やカレールーなどもも含めて、持ち込みが制限されているので注意してください。
植物もとくに果物、種子などはほとんどは持ち込みができません。
ご飯も生米の状態では持ち込みができなくても、パックされたご飯(レンジであたためるご飯)は大丈夫だそうです。
海のもの「海藻」「魚介類」は問題なく持ち込めるので、味噌汁などもワカメなどなら大丈夫です。
ですが、お肉の入ったもの、豚汁などは持ち込みができません。
米国大使館のホームページなどで確認をすることをおすすめします。
オーストラリアに行く
オーストラリアは非常に食べものの持ち込みが厳しい国です。
入国する際には植物、動物、動植物でできた食品、乳製品、魚・魚製品、蜂蜜、肉・肉製品等すべて申告する必要があります。機内で配られる入国カードの該当欄に印をつけて、申告する義務があります。
食品
卵・卵製品
生卵やゆで卵など全卵の持込は禁止されています
乳製品
乳製品は、国際獣疫事務局(OIE)および豪州政府農業省が口蹄疫の清浄国と認めた国・地域で生産、加工された製品であれば持込可です。(日本の乳製品は清浄国と認められています。)
肉および肉製品
肉製品は常温で6ヶ月以上保存可能な市販の缶詰、レトルト、瓶詰め製品であれば持ち込めます。
魚
サケ科以外の魚・魚製品は、内臓及び頭を除去してあることが条件です。
種やナッツ
商業的に加工(ローストなど)・包装してある種子およびナッツは持込可です。
野菜、果物、穀物
生および冷凍(未調理)の果物、野菜の持込は原則禁止されています。ドライフルーツおよび乾燥加工した野菜や豆や穀物に関して持ち込めるものもあります。
持ち込めるモノでも重量に関しても制限があります。
詳しくは在日オーストラリア大使館のホームページで確認してください。
カナダやニュージーランド、英国も同様に肉製品と植物に関しての規定は厳しいので、注意してください。
中東に行くとき
中東では、アルコールと豚由来の製品に関しては特に厳しいです。
国によってアルコールは一切持ち込みが禁止されている国と、外国人に限っては持ち込みや摂取を認めている国があります。
私がビジネスをしているアラブ首長国連邦のドバイでは、外国人に対しては寛大ですが、アルコールや豚由来の製品の販売は厳しく制限を受けます。
ゼラチンを含んだものや、普通の味噌やしょうゆもアルコール成分が含まれているので、自分で使用するだけにしましょうね。
お菓子でもケーキやグミ、ゼリーやおせんべいなどにもゼラチンが使用されています。日本のゼラチンはほとんどが豚由来ですので、持ち込む際に注意してください。
また、おせんべいなどはみりんが使用されている場合がありますが、みりんはアルコールとみなされますので注意してください。
トランジットする国でも注意して!
トランジットする場所で購入するものに関しても、没収されてしまう物もあります。
預入荷物に入れた場合はOKのものも、途中で購入した液体物などは没収される事もあります。