ドバイで政府の外出禁止のコロナ対策を批判したら逮捕された!?

ドバイで政府の外出禁止令に対して、異議を唱える動画投稿をした女性が逮捕されています。
市民の生活を完全に止めても、コロナウィルスの拡大を封じ込めようとしているのがドバイです。首相夫人がお花見会をやっちゃう国とは違いますね。

誰が逮捕されたのか?

ドバイ警察は、コロナウィルスの感染拡大の中「家にいよう!」の政府の政策に意義を唱え、人との接触を避けようという方策に対抗しよう!と人々を先導するアラブ出身ヨーロッパ国籍の女性を逮捕しました。
女性に対し、情報技術犯罪による起訴として法的措置をとったと伝えられています。

ドバイ警察は、権威機関が出している公衆衛生を守るための指針には、居住者従う必要があると重要性を改めて強調しています。
違反した場合は、拘留されるか、AED200,000(約6百万円)の罰金、もしくはその両方を課される事になるそうです。

罰金の金額も日本では考えられない額です。

女性たちは何をしたのか?

火曜日の朝、女性二人はドバイ運河沿いを走る自分たちの動画をインスタグラムに投稿し、UAE政府の発する「家にいよう!」という警告を無視しようと人々を煽っています。

「政府は家にいろって言うけど、グループランも中止になったから、一人で走っているの!みんなも外に出ましょうよ!」などと言っています。」


2万回も再生されているのを見ると、皆さんの興味の対象になっているのでしょう。

ですが、同じような事をする人が増えないように、政府もお灸を据えたのでしょうね。

UAE政府の「家にいよう!安全に過ごそう!」キャンペーン

国をあげて食料品や医薬品の買い物以外は「家にいて、安全に過ごそう!」というキャンペーンを行っています。

世界一高いビルであるブルジュ・ハリファにも表示がされています。

モバイルネットワークで問題解決に努めているそうです。

UAE政府がこれまでにとったコロナ予防策!

権威機関は人々に対し外出を控えるようと伝えるだけでなく、コロナウィルスの感染拡大を防ぐ目的で数々の策をとってきています。

モール、ショッピングセンター、商業施設は魚、野菜、肉の店を除いて2週間クローズすると月曜日(3月23日)に健康省が発表しています。

レストランはデリバリーのみ受け付ける事ができるようにしています。

3月16日にはすべてのホテルのパブ、バー、ラウンジを閉鎖。ジムやゲームセンター、春のキャンプも当初は3月いっぱいはクローズの予定でしたが、4月にはいってもさらに閉鎖は強化されています。

公共のビーチやプール、映画館、テーマパークやアトラクションも、すべて当初は3月中はクローズの予定でしたが、4月以降も無期限でクローズです。

道路も11日間に渡り消毒するというキャンペーンもおこなっており、都市、国をあげて、コロナウィルスの感染封じ込めに力を尽くしています。

まとめ

中東各国もコロナウィルス感染拡大を食い止めようと、様々な策をとっています。UAEは様々な国から人が入ってきていますから、その対策はすべてのUAEの居住者に守ってもらわなければいけません。誰かが勝手な行動をとり、感染者を増やしてしまうと、これまで準備をしてきた2020年ドバイエキスポの開催にも影響が出るかもしれませんからね。。。

この女性二人の逮捕から見ても、UAEがどれだけ力を尽くしているのかがわかります。日本の首相も首相夫人もこれくらいの気持ちでいてほしいですね。

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