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ドバイ観光省は、ホテルもレストランの閉鎖やイベントの自粛の延長を通知しました。通知があるまで、無期限の延長です。もちろん、経営者は日本と同じように頭を抱えている人がたくさんいると思いますが…、辛い現状はどこも変わらないですね。
ドバイでの営業禁止はいつから始まった?
政府がホテルやレストランの営業禁止を最初に指示したのが3月16日で、当初は3月末までの期限が設定されていました。自粛と言うより、禁止ですね。
当初の期間がどんどん延長されており、それから約1ヶ月が経とうとしています。
食料品店や食品や日用品を売るスーパーや薬局は営業していますが、それ以外のモールの店舗もすべて営業は禁止になっています。
指定された企業以外は、自宅勤務となり、役所からの勤務の許可がない限りは外へ出ることも禁止です。
一般の人は食料品の買い物と、薬局での買い物以外は外出を禁止されています。ドバイでは買い物も行き先と時間をWebで申請し、許可がないと出ることもできません。
検査体制も充実
ドバイではPCR検査がドライブスルーで5分でできるようになっています。できるだけ、早期に発見して感染させるリスクを少なくさせるのが目的です。
日本の8倍以上の検査数で、人口比で見ると100倍以上の検査数です。疑わしいときには、すべて検査をする方法を採っているので、その分感染者数も毎日300人を超えています。
早期に見つかっているので死亡者数も多くなく、早いうちに隔離がされるので、日本のように知らないうちに人に移してしまうリスクが低くなるのです。
隔離場所に5つ星ホテルを使う?
今はUAE人であっても海外から戻って入国をすることはできないのですが、3月25日までに帰国した人たちも一旦は隔離施設に2週間止め置かれました。UAEの中に入るには、一定期間隔離された場所で過ごす必要があり、その際に使用されたのがドバイの5つ星ホテルだったそうです。
戻ってきた人たちが、疎外感だけでなく、嫌な思いをしないように、配慮された結果だとか、、、
人口の10%ほどしかいない国民に対して、非常に手厚いサポート体制が組まれているのですね。
まとめ
日本とは全く違う仕組みで動いているドバイのニュースを見ると、何だか日本のこれからの感染者数がどんなふうになっていくのだろうと不安になります。
自粛の遅さ、検査数の少なさ、情報がきちんと伝わっていないこと。人々の自覚のなさを感じます。
最初にプリンセスエリザベス号から下船した人が、PCR検査も受けていなかったとか、その人達が公共交通機関で自宅に戻ったとか?何が優先されるべきかが、はっきりしている国の方策を見ていると、日本のやりかたが、ものすごく歯がゆく思えます。
取り越し苦労だったね!と笑える日が来ることをひたすら祈るばかりです。