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ドバイは何度も足を運んでいますが、入国審査にかかる所用時間は、ターミナル(使う航空会社)や到着時間、どのゲートに到着するかによって様々です。最近は機械化されているので、短くなっていますが、飛行機が到着してから、1時間以上は見込んでおくことをオススメします。トランジットで預け入れの荷物をドバイで受け取らない場合と受け取る場合でも違ってきます。
日本人観光客がドバイ空港からUAEに入国するのに必要なもの
ドバイに入国するのに必要なものは国籍(パスポートがどこの国のものか?)によって違います。ここでは、日本のパスポートを持つ人に関する情報をお伝えします。
ビザは必要?
日本のパスポートを保有している場合、観光の場合はビザは不要です。30日間の滞在は認められており、30日以内に延長を申請した場合(有料)は60日間は滞在ができます。
日本以外、韓国も中国も同様のビザでUAEに入国ができます。
働く場合は、勤務先からのInvitation Letterを含めて審査が終わったものを入国の際に提出する必要があります。以前はUAEから出る必要がありましたが、今は観光ビザで入国してUAE国内でステータス変更ができます。
入国カードは必要?
UAEに入国するのに、入国カードと言うものは必要ありません。パスポートだけ(エミレーツIDを持っているレジデンスビザ保有者)はエミレーツIDだけでも入国が可能です。
ドバイに観光で入る際には、全く書類を書く必要はありません。
入国審査の方法?
機械で入国審査
日本のパスポートであれば、機械でチェックインができますが、今の所事前の登録が必要で、一度はアラブ人係官のいる入国審査を受ける必要があります。パスポートにはDXBのスマートゲート(自動チェックインができる)が使えるシールが貼られます。それが無いと自動チェックインはできません。
係官の入国審査の時に「今後スマートゲートを使いたい」”Please register my passport for SMART GATE”と言えば登録してくれ、シールを貼ってくれる。
係官による入国審査
係官(男性は白いアラブ人のカンドゥーラ姿で女性は黒いアバヤにヒジャブ)にパスポートを見せ、審査をしてもらいます。その列に並ぶかは、係員に日本のパスポートを見せると教えてくれます。
基本的には、UAE人、GCC(アラブのガルフ地方の国)とそれ以外の国の人のための列がありますが、ビザが必要な国とパスポートだけでいい国(Visa on Entry) も列が違います。どんどん自動化が進んでおり、行くたびに違いがあります。
現地での情報を最新としてくださいね。
係官の前に行くと、ほとんど何も聞かれることはなく、ただパスポートをチェックされます。
そのあとカメラの撮影があり、緑の光のある方向を見ろと指示されます。
メガネをかけている場合はメガネを外すように言われ、「目をもっと大きく開けろ!」と言われることもあります。
日本人で一重の私としては、精一杯大きく目を開けているつもりでも、アラブ人からすると全く開けられていないのかもしれませんね。
写真撮影が終わると、ポンとパスポートが返されます。
係官同士、喋っていることもあり、日本の係官とは随分違いますが、みなさん公務員!あまり愛想はよくありませんが、時々「ありがとう」などと、日本語で挨拶してくれることもあります。
「シュクラン!(アラビア語のありがとう)」と言ってみるのもいいかも?
荷物の検査
入国審査が終わったら、預け入れの荷物をピックアップする前に、手荷物をX-線にかけます。
この時には飲み水などを持っていても問題ありません。パソコンを抜き出すのも不要です。
ドバイで預け入れ荷物をピックアップする?
ドバイが最終目的地の場合もトランジットの場合も、ドバイで荷物を受け取る手配にしているかどうかで、これからの時間が変わります。
預け入れ荷物はドバイでピックアップしない
トランジットの合間にドバイに入国する時には、一旦ドバイで荷物を出すようにチェックインの際に指定していない場合、預け入れの荷物をピックアップする必要はありません。
その場合は、ドバイで液体物などを購入すると、ドバイから最終目的地まで運ぶことができませんので、注意してください。
手荷物にも重量制限があるので、買い物をするつもりなら、預け入れ荷物をピックアップできるようにしましょう。
預け入れ荷物をピックアップしない場合は、”Exit(出口)”を目指して進みそのまま税関のゲートをくぐり、外へ出ます。
ドバイで預け入れ荷物をピックアップする
ドバイで一旦荷物を出すように日本で指定をしている場合は、どのターンテーブルに荷物が出るのかを確認して進みます。
荷物が出てくるまでに、時間がかかることがあります。
もしも荷物に不具合があったら、近くに係員はいませんので、探してクレーム伝えましょう。
荷物をとって、税関のゲート(申告するか、しないかによって、赤と緑に分かれます。)を通ります。
税関(警察官)の係員が、荷物をみて、必要な場合は、X線の検査を受けるように指示をします。
そこで何も言われない場合は、晴れて、外に出られます。
一旦外に出たら、引き返せないので、忘れ物には注意が必要です。
荷物を預けて観光したり、ホテルのチェックインまでとりあえず荷物を預けて先に観光したいなどの場合は、
”身軽に観光!ドバイ空港の荷物預かり所の場所と料金をご紹介!”で、預け場所などをご紹介しています。