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初めてドバイにいく方にとっては、アラブ首長国連邦(ドバイ)の通貨ディルハムには馴染みはないはずです。ディルハムの略称はAEDまたはDHSと表示され、1ディルハムは2019年でのレートは30円前後。紙幣の種類とコインの種類もいくつかあります。
日本の空港でも両替ができるけど、ドバイの街中で両替するのがお得です。
UAEの通貨ディルハムのレートは?
ドバイの通貨はディルハムですが、私もなかなか覚えられない名前でした。
2019年10月時点で1ディルハムは30円ほど!
2015年からドバイに行っていますが、1ディルハム27円くらいから33円くらいまでが中値。
円からディルハムに両替するときには、中値からだいたい1円〜2円たして考えて、ディルハムから円に戻すときには、逆に1円〜2円引いて考えるといいです。
日本円とディルハムの為替レートは変動するので、行く前にチェックしておくといいでしょうね。
Yahooでレートチェック!
米ドル対ディルハムは固定レートなので、1ドルは3.65ディルハムになります。
こちらも米ドルからディルハムと、ディルハムから米ドルにはそれぞれ手数料がかかりますが、米ドルを持っているなら、レートが日本円より安定しています。ディルハムにたくさん両替するのではなく、現金はドルから両替できるようにするのがおすすめです。
ディルハム紙幣やコインの種類
UAEの紙幣は種類が多いですが、コインは3種類しか見かけません。
ディルハムの紙幣の種類は?
ディルハムは紙幣の種類が多くあり、色も微妙な違いしかなく、区別するのが難しいです。
一番高額な紙幣は千ディルハム紙幣からあります。
ディルハム紙幣 | 日本円でいくら? |
1,000ディルハム札 | 約30,000円 |
500ディルハム札 | 約15,000円 |
200ディルハム札 | 約6,000円 |
100ディルハム札 | 約3,000円 |
50ディルハム札 | 約1,500円 |
20ディルハム札 | 約600円 |
10ディルハム札 | 約300円 |
5ディルハム札 | 約150円 |
8種類の紙幣があります。
よく使われるのが20ディルハム札(ブルー)と10ディルハム札(グリーン)なのですが、薄い色なので、特に古いと区別がつきづらいです。
高額の紙幣は差し出すと嫌がられることが多く、露骨に嫌な顔をされます。場合によってはお釣りがないからと受け取ってもらえない事もよくある事です。
高額紙幣はなるべく持たず、100ディルハム以下の紙幣を多めに持つ方がいいですよ。
20ディルハムや10ディルハムが一番使いやすいです。
紙幣は鳥(はやぶさ)の絵がある面に、私たちが識別できる数字が書かれています。
反対側はアラビア語なので、いくらかがわかりません。
ディルハムのコインは3種類!
コインにはアラビア語しか書いていません。
全く数字がわからないので、形で覚えるしかないかもしれません。
- 1ディルハム シルバーで大きめの丸
- 0.5ディルハム(50フィリス)シルバーで7角形
- 0.25ディルハム(25フィリス)シルバーで小さめの丸
実際に存在はしていてもほとんど使われていないのは・・・
- 0.1ディルハム(10フィリス)日本の10円玉の色
- 0.01ディルハム(1フィリス)日本の10円玉の色
です。
現金で支払う場合は、0.25フィリス以下の端数は、端折られます。
消費者が結局端数を負担する事が多いのには「何故??」と思う事が多いんですよね。一円単位まできっちり払う事が習慣になっている日本人からすると、ものすごくざっくりなので、最初は驚きますが、このおおらかさも私たちにも必要なのかもしれないですよね。
タクシーなどでも、コインでおつりが返ってくる部分は、何にも言わずにざっくりお釣端おられることもあります。「おおざっぱさ」には驚きましたが、慣れましたね〜^^
ディルハムへの両替はどこでするのがいい?それは何故?
両替は日本の空港でもできますし、銀行でもできます。紙幣の種類から考えると高額の紙幣だけしか扱いがないなど、制限が多いので、ドバイでの両替の方がおすすめです。
銀行がオススメ
一番レートがいいのは市内の銀行です。銀行は、モールの銀行を除いて2時までしか開いていないところが多いので、注意してください。
(両替する場合の手順)
- まずは日本円からの両替をしてくれるかを確認。
- OKなら番号などを発行してもらい、順番を待ちます。
- パスポートなど、身分証明書を見せる必要があるので持参しておいて!
順番待ちもありますので、急いでいるなら両替所へ行ってください。その場合も、必ず前もって日本円からディルハムへの両替ができるかをチェックしてくださいね。
空港の両替所での注意点
短期間や短時間の滞在で、いくら位ディルハムが必要かわからない場合、空港の両替所で両替するのもありだと思います。空港で両替すると、その時のレートで余ったディルハムを日本円に戻す事ができます。両替レートは高めになるのと、一万円単位でしか戻らないので注意が必要です。
空港で両替したら、必ずレシートは保管しておいてください。
米ドルがある場合は、街中の両替所で両替
もしもドルを持っているなら、もしくはドルに変えてもいいなら、空港よりも街中の両替所で両替するのもいいかもしれません。いろんな国から来る人が多いので、あちこちに両替所はあります。レートもほぼ固定で、1ドル=3.65ディルハム前後です。
日本円からの両替はできるところもありますが、日本円への両替は難しいのですが、その点ドルへの両替ならどこでもOKです。少額の端数などはディルハムのコインになることは、覚悟してくださいね。
ドバイではクレジットカードを用意して!
ほとんどの場所でクレジットカードが使えます。(JCBは使用できません。Amexも使用できるところが少ないです。)クレジットカードを使用する場合は、クレジットカードの暗証番号を打ち込むのがポピュラーです。
クレジットカードの暗証番号(PINコード)を確認しておいてください。
タクシーも基本クレジットカードが使えますが「今機械が壊れている」とか、何だかんだでキャッシュしか使えない事が多いので、少し(100ディルハム分)くらいは両替しておいてもいいかもしれません。
まとめ
ドバイの通貨はディルハムです。アラブ首長国の通貨ですが、他の国で使えないのでドバイにしょっちゅう行く人を除いては、両替は最小限にすることをオススメします。小額紙幣を準備したほうがいいので、ドバイについてから両替してください。両替する場所のオススメは街中の銀行です。空港で両替した場合は、必ず残金を空港で日本円に戻してくださいね。
日本に比べて、クレジットカードが使える場所が多いので、ほとんど現金はいりませんが、全く無いのも不安でしょう。1万円分位を両替すれば、3日間なら十分です!