ドバイの24時間外出制限がさらに厳しく!期間も延長!←4月25日以降は制限が緩和

3月26日から、ドバイを含むアラブ首長国連邦では、夜間の外出は禁止であり、日中も食料品と医薬品以外の買い物と、認められた業種の通勤しかできません。ドバイでは、4月4日の夜から更に厳しくなり、24時間の外出禁止令が出ました。当初は期間は18日まででしたが、更に1週間延長されると発表されました。(4月17日発表)

さらに4月18日には、外出の頻度も変わり、更に厳しくなりました。←4月25日には制限が緩和されました。「ドバイのコロナの外出禁止が緩和!各業種別に具体的な数字で日本との違いを解説!」で詳しく解説しています。

ドバイの外出禁止が更に厳しく!(4月16日〜25日まで)

ドバイでは24時間外出禁止で、許可証のある人が通勤する場合と、食料品や医薬品の買い物、病院への通院以外は認められていませんでした。通勤ができる人は、必ず許可証が必要であり、食料品や医薬品の買い物に関しても、必ずWebで日時や行き先を入力し、許可を得てからしか外出ができませんでした。
これまでは、買い物の頻度までは制限をされていませんでしたが、4月16日からは次のように決められています。

  1. 銀行からの現金引き出しのための外出は5日に一度
  2. 通院という項目はなくなりました。通院は緊急の場合というカテゴリーになり、緊急以外の病院への通院は認められていません。
  3. 食料品の買い物は、3日に一度に変更されています。3日経たないと次の買い物の申請は受け付けられません。
    *混雑を避ける為に、自動的に時間を調整するシステムになっています。

ドバイで買い物ができるのは?

ドバイでは、食料品や日用品を売る小売店、スーパーマーケットや薬局などの他のお店はすべて休業が指定されています。(4月25日からモールもオープンしていますが、入場制限などは厳しいです。)
オンラインショッピングなど、自宅への配達のサービスなどは稼働しています。レストランなど飲食店ももデリバリーしか認められていません。

限られた場所で限られた事を済ますためにも、計画的に買い物などをしておかなければいけません。

2020年は4月24日から始まるであろうラマダンは、日が沈んでから日が昇るまでの間にしか飲食ができません。
普段なら、日没後のお祈り後に食事をするところからも、家族や親族が集まって過ごすのが一般的なのだそうですが、夜間の外出ができない期間が続いて、買い物の制限などがあった場合は、これまでとは更に違うラマダンの過ごし方になるのでしょう。

ドバイの2020年のラマダンがコロナウイルスの影響で変わる事は?」で詳しくお伝えしています。

検査を徹底的に行って、軽症の間に感染者を確認できているドバイ(UAE)です。外国からの帰国者も3月25日以降はいませんから、封じ込めが徹底して行えていると言えます。

まとめ

どこまでも徹底して、人々が集まる事で感染を拡大することを防いでいるUAEです。特にドバイの徹底ぶりは、日本に戻って情報を見ている私からすると、日本との違いを感じます。ゆるい制限で、検査数も少ない日本がコロナウイルスの巣にならないように、祈るばかりです。
経済的な打撃は各国変わらず大きな影響を受けているはず、でも感染の広がりを止める事と人の命が優先されている事の徹底ぶりは、すごいですし、日本が軸なくふわふわした決定に思えてなりません。

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