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エミレーツ航空は、ドバイ出発の限定都市へのフライトを片道運行で再開したのは4月6日ですが、更に行き先の都市を増やすと発表されました。4月14日現在の情報をアップデートしています。
エミレーツ航空のフライト制限は?
エミレーツ航空では、3月25日に全便旅客便を運行停止にしていますが、帰国を望む人の為に、4月6日から限定した都市への旅客便を片道運行しています。UAE(ドバイ)への入国は禁止されていますが、出国のみ4月6日から一部の都市へのフライトを再開しており、その行き先は
ドバイ発のチューリッヒ、ブリュッセル(4月11日まで)行き、パリ(4月12日まで)行き、ロンドンヒースロー、フランクフルト(4月19日まで)行きを運航しています。
*エミレーツ航空のウェブサイトより
片道のみで、席は自分では決められないということ、行き先の変更や払い戻しもできないとなっています。
マスクや、手袋などは自分で準備する必要があります。
空港では発熱のスクリーニングなども受ける必要があるとのことです。
4月12日から変わること!
Effective April 12, @emirates will now be operating flights to select destinations from @DXB‘s Terminal 3. Please contact Emirates directly to seek additional flight information or book travel. https://t.co/B0OzVbE1ix pic.twitter.com/7erl3ntgG9
— Dubai International (@DXB) April 11, 2020
ツイッターの情報に、反応してしまっている人もいますが、この臨時便はこれまでターミナル2(国内やGCC各国へのフライト)からの出発になっていましたが、4月12日からはターミナル3に戻るとのこと。
出発ターミナルが元々のエミレーツ航空のターミナル3に戻る
ということだけで、「便数が増える」「入国もできるのか?」
と喜んだ人もいるかもしれませんが、まだまだ封じ込め作戦は続きそうです。
エミレーツ航空のウェブサイトではまだターミナルの変更については記述はありませんが、限定した都市への限られたフライトですので、全てきちんと利用者には伝わるのでしょう。
4月15日から更にフライトが運行する都市が増えます
4月14日現在、運航中のドバイ発フライトは以下の通りです:
イギリスのロンドン ヒースロー空港行き(毎週4便)、ドイツのフランクフルト行き(毎週3便)に加えて、
(新しく予定されているフライト)
- インドネシアのジャカルタ(4月15日)
- チュニジア共和国のチュニス(4月15日)
- フィリピンのマニラ(4月15日および16日)
- アルジェリアのアルジェ(4月16日)
- 台湾の台北(4月18日)
- アメリカ合衆国のシカゴ(4月18日)
- アフガニスタンのカブール(4月16日から毎週3便)
への便が臨時で飛びます。
今後帰国を望む居住者と、受け入れ側の国との合意があれば、更にフライトは増えるでしょう。
Emirates announces limited passenger services from Dubai to Algiers, Chicago, Jakarta, Kabul, Manila, Tunis and Taipei. @DXB https://t.co/6OmtWsihkl pic.twitter.com/6Ds7J3GJvY
— Emirates Airline (@emirates) April 13, 2020
成田や羽田の東京便も大阪便も今回は臨時便は飛びません。
日本の検査数や医療体制に疑問を持つUAEでは、日本への帰国便を飛ばすことは予定に入っていないのかもしれません。
何より、日本人も帰国を望まないのかもしれませんね。
まとめ
日本では、まだまだ外国からのフライトはバンバン入ってきていますし、中国と韓国からのの帰国者以外は隔離という政策もとられていません。ドバイのニュースを見るにつけ、ドバイの徹底して封じ込めて、今いる人を検査し、感染拡大を防ぐという方法を一貫してとっているのがわかります。
この違いが今後の国の明暗を分けるものにならなければいいなと心から思います。