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3月後半にはPCR検査をドライブスルーでできるようにしたUAE(ドバイ)。
4月12日の時点では13箇所にまで、ドライブするー方式で、5分で検査できる場所を増やしています。
検査の機会が非常に増えて、検査する人の数も増えましたが、症状がでていなかったり、症状が軽い間に検査をしておけるので、死亡者も少なく、回復する人の数も非常に多くなっています。
ドバイなどUAEの新型コロナの感染者数の最新情報で、日々の感染者数に関してはアップデートしています。
UAE(ドバイ)でのPCR検査施設がさらに充実
UAEでは、これまでに多くの人が無料で、気軽に、短時間で検査を受けられるように対策を講じていました。検査施設を充実させているため、毎日2万人以上の人がPCR検査を受け、早期に発見できるようになっています。
ドライブスルーで受けられるとは言いながらも、その場にいけない人もいるかもしれませんね。
障害のある人たちにとっては、検査施設まで出向くのが困難な場合がありますので、その人たちのために
UAEでは、自宅で検査を受けることも可能になった。
と発表しました。
これに対して、アブダビ首長国皇太子のモハメッド・ビンザイード・アルナーヤン殿下は、ツイッターでこう述べました。
『UAEは国をあげてコロナウイルス感染拡大防止に努めているので、このように「制限を持つ人たち」(UAEでは障害を持つ人の事をこう呼びます)を含めて、全ての人たちが、検査を受ける施設へのアクセスができるよう国が努めていくことが必要だ!』と述べられています。
As the UAE continues to work to prevent the spread of COVID-19, I applaud todays launch of the National Home Testing Program for People of Determination. It is essential that the UAE continues to ensure all segments of the community have adequate access to testing facilities.
— محمد بن زايد (@MohamedBinZayed) April 12, 2020
自宅でのコロナ感染の検査は、特別編成したチームがこの検査を行うと健康省が発表しています。
UAEがとっている策は?
これは、感染拡大を防止するのが目的で、すべての人が検査を平等に受けられるようにするためであるとのこと。
日本とUAEでは、体制の違いや、準備の仕方の違い、リーダーシップのとり方の違い、立地的な違いなども含めて、様々な事が違うので、何とも比較はできませんが、、、
検査を受けさせない体制や、人々に制限をかけられない日本がとらざるを得ない対策は、これから先の明暗を分けるような気さえします。
UAEでは、
学校はまずはじめに自宅学習に切り替わりました。
3月16日にはすべてのホテルのパブ、バー、ラウンジを閉鎖。ジムやゲームセンター、春のキャンプも3月いっぱいはクローズです。
公共のビーチやプール、映画館、テーマパークやアトラクションもすべて3月中はクローズです。
3月19日からUAEへの入国の制限が始まり、
3月25日からはすべての旅客機の運行がストップしました。4月6日までは完全鎖国状態でしたが、今は限られた場所へエミレーツがフライトを出してますが、片道ですので、出ることはいいけど、入るのはダメ!という状態です。
3月26日から夜間の外出は禁止、当初週明けには解除の予定が現在も引き続き、夜間を除いても医療機関や食料品店、薬局に行くなどと、限られた職業以外は仕事に出ることも禁止です。
自宅勤務をさせる事が雇用者の義務となり、違反者には罰金が課せられます。「ドバイを含むUAEのコロナ関連の禁止事項」で詳しく書いています。
UAEのルールよりさらに厳しいドバイのルールでは、24時間外出禁止です。すべて外出の許可が必要で、許可証のない人は罰金です!
買い物や、医療機関に行く時にも許可をとってからしか出られません。
まとめ
完全に人々がUAEに入る事を断ち、家のなかから外へ出る人を完全に制限し、そしてできるだけ早く芽を摘む戦略のUAEです。
それと全く逆の方法で動いている日本。何だか今後の展開を考えるだけで恐ろしくなります。
「このまま、コロナウイルスの感染拡大が日本でも止まらなくなる!」そんな事が起きないように、、、
日本での奇跡を祈りましょう。
おうちにいて、できることをしましょう!